ボーロ
Confidentboro
bolo biscuit; small round confection
katakana
由来
- 元言語
- ポルトガル語 (pt)
- 元の形
- bolo
- 借用ルート
- ポルトガル語 → 南蛮菓子語として近世日本語へ
- 意味の変化
- ケーキ・菓子 → 日本式の小粒焼き菓子
- 最古文献
- 1600
解説
ボーロの起源はポルトガル語です。元の形はポルトガル語 bolo で、「ケーキ、焼き菓子」を意味します。1543年、ポルトガル船が種子島に到達し、1571年には長崎が主要な貿易港になりました。
この接触から日本語に入った食品語にはカステラ(Pão de Castela 由来)、コンペイトウ(confeito 由来)があり、ボーロもこの16世紀の南蛮菓子の語群に位置づきます。 語が日本語に入った経路は、九州とキリシタン期の貿易を経て、後に地方の菓子の中で生き続ける、というものでした。1603年の『日葡辞書』はこの時代の日本語・ポルトガル語の語彙の重要資料です。
後の地方銘菓は日本語の用法が狭まったことを示します。佐賀には丸ぼうろ、京都にはそばぼうろがあり、いずれもポルトガル語のケーキ全般ではなく、特定の焼き菓子を指す名前として残り、現在も土産品として売られます。 現代日本語のボーロは、たいてい小さな丸い焼き菓子(子供向けの「たまごボーロ」が代表)、または地方銘菓の「丸ぼうろ」のような商品名で使われます。
ポルトガル語の bolo はバースデーケーキや家庭で焼く各種ケーキを含め、もっと広く「ケーキ」を意味します。日本語のボーロはサイズ、食感、売り場の位置で範囲が狭く、カタカナ表記によって漢字「菓子」とも区別されます。「たまごボーロ」は売り場でよく見る商品名です。
参考文献
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