ラーメン
Plausibleramen
ramen; Chinese-style noodle soup
katakana
由来
- 元言語
- 中国語 (zh)
- 元の形
- lamian / 拉麺 (hypothesis)
- 借用ルート
- 中国語系の麺料理名 → 日本の中華そば・ラーメン名へ
- 意味の変化
- 中国式の麺料理 → 日本式ラーメンとして独自発展
- 最古文献
- 1910
解説
ラーメンの元の形は中国語 拉麺(北京語 lāmiàn)。拉は引っぱる、麺は小麦粉や麺類を意味します。命名の経路には諸説あり、日本語の資料には老麺、柳麺といった字も登場します。
1930年あたりが辞書上の早い印刷例で、精選版日本国語大辞典は『モダン辞典』を、1931年の浅草の文献にはシュマイやワンタンと並ぶ「ラアメン」が見られます。 広がりの舞台は明治の港町、横浜や神戸の中華料理店からでした。当時の日本語は支那そば、南京そば、のちに中華そばとも呼んでいました。
戦後にラーメンという呼び方が一般化し、1958年の安藤百福「チキンラーメン」によって、外食だけでなく家庭の食卓にも入りました。同時に、味噌、醤油、塩、豚骨といったスープの分類や、地域ごとの呼び名も育っていきました。 現代英語の ramen は、たいていアルカリ麺、スープ、タレ、チャーシューやメンマといった日本式のどんぶりを指します。
中国語の lāmiàn は手延べ麺の作り方そのものを意味し、必ずしもスープ料理を意味しません。「味噌ラーメンを食べた」と言えば、それは日本の地域スタイルの話で、麺を引く動作を語っているわけではありません。