ランドセル
Confidentrandoseru
school backpack
katakana
由来
- 元言語
- オランダ語 (nl)
- 元の形
- ransel
- 借用ルート
- オランダ語軍装語 → 日本の通学鞄語へ
- 意味の変化
- 兵士の背嚢 → 小学生の通学鞄
- 最古文献
- 1880
解説
ランドセルは、かわいい日本の教室から生まれたと思っていたなら意外です。名前の出発点は、軍隊の荷物でした。語源はオランダ語の ransel、兵士が背負う袋やナップサックとされ、日本の辞書でも最初は兵士の背に負う四角い袋として記録されています。
転機は明治です。1885年、学習院は馬車や人力車での通学をやめ、歩いて通うよう生徒に求めました。本や弁当を運ぶために選ばれたのが、軍用の背嚢に近いかばんでした。
1887年には、後の大正天皇である皇太子嘉仁親王の入学時に、伊藤博文が革製の箱型かばんを贈ったと伝わります。 つまりランドセルは、欧州の軍隊語が、日本で磨かれ、四角く整えられ、入学式と六年間の思い出を背負う存在に変わったものです。かわいいカタカナ語ほど、案外ただ者ではありません。