コンセント
Plausiblekonsento
electrical outlet
katakana
由来
- 元言語
- en_jp (言語コード)
- 元の形
- concentric plug / consent (uncertain popular confusion)
- 借用ルート
- 英語系電気用語 → 日本語で電源差込口を指す語へ
- 意味の変化
- 電気部品名説 → outlet / socket
- 最古文献
- 1920
解説
1928年、精選版日本国語大辞典の初出例は『電気工学ポケット書』です。借用元は英語 consent(同意)ではありません。日本語辞書として受け入れられている説は、concentric plug、つまり同心円状の接点を持つプラグの技術用語に連なるとするものです。
Museum of Plugs and Sockets はこのプラグ形式を1880年代後半の初期設計と説明します。1928年の用例は電気工学の文脈にあり、家庭の口語ではありません。 大正末期の電気配線では、プラグ全体は「コンセントプラグ」と呼ばれていました。
辞書注は東京電灯の小林勇が、社内配線規則の作成時に固定側を「コンセント」、コード側を「プラグ」と分けたとします。語は電源タップ、延長コード、アース、後の USB コンセントなど家庭電気語彙の中に位置づきました。これは技術ルートの借用で、会話的な英語借用ではありません。
現代日本語のコンセントは、プラグを差し込む壁の差込口を指します。アメリカ英語ではふつう outlet または receptacle、イギリス英語では socket または plug socket と呼びます。コトバンクはこれら地域別対応語を併記します。
consent は英語の別語で、informed consent や法的文脈で使われます。日常会話では「コンセントを抜く」のように言いますが、抜かれているのは正確にはプラグ側です。「充電器をコンセントに差した」は典型的な使い方です。