レントゲン
Attestedrentogen
X-ray
katakana
由来
- 元言語
- ドイツ語 (de)
- 元の形
- Roentgen / Röntgen
- 借用ルート
- ドイツ語の人名 Röntgen → X線・X線写真の日本語名へ
- 意味の変化
- 発見者名 → X線撮影・X線写真
- 最古文献
- 1900
解説
ヴィルヘルム・コンラート・レントゲン(1845年レネップ生、後にヴュルツブルク教授)は、1895年に X 線を発見しました。日本語のレントゲンはこの姓 Röntgen(ウムラウトなしでは Roentgen)を借りた人名由来の語です。レントゲンは1901年、第1回ノーベル物理学賞を受賞しました。
Duden によれば、動詞 röntgen は本人の名前にちなんで作られ、1896年にスイスの解剖学者アルベルト・フォン・ケーリカーがこの呼称を導入しました。 日本語にはドイツ系の科学・医学語彙としてこの名前が入りました。精選版日本国語大辞典は1918年、『新らしい言葉の字引』にレントゲンを X 線または X 線装置として記録し、後の1949-50年、林芙美子『浮雲』ではレントゲン写真の略として記録します。
Duden は1905年の『正書法ドゥーデン』に Röntgenstrahlen を載せています。関連語にはレントゲン線(X 線)、レントゲン写真(X 線画像)があります。 現代日本語ではレントゲンが検査または画像を意味し、「胸のレントゲンを撮る」のように使います。
動詞表現「レントゲンを撮る」は照射量を測ることではなく、画像を取ることが中心です。英語ではこの日常的な意味に X-ray を使い、英語の roentgen は主に放射線量の単位や技術形容詞です。日本語の日常語は病院言葉として英語より広い範囲を持っています。