リベンジ
Confidentribenji
rematch; retry; revenge
katakana
由来
- 元言語
- 英語 (en)
- 元の形
- revenge
- 借用ルート
- 英語 revenge → 日本語のスポーツ・日常語へ
- 意味の変化
- 復讐 → 再挑戦・雪辱・やり直し
- 最古文献
- 1980
解説
中英語にはアングロ・フレンチ revenger 由来の動詞 revenge がすでに14世紀から見え、Merriam-Webster は名詞を1547年ごろに記録します。古いフランス語形には revenge と revenche があり、いずれも「敵討ちする」動詞由来です。日本語のリベンジは英語の revenge から取られ、フランス語経由ではありません。
日本語側で意味が「再挑戦」寄りに動いた点が特徴です。 20世紀後半の日本のスポーツ・格闘技プロモーションでは、リベンジが勝負、雪辱、再戦の語彙の一員になりました。K-1 は1993年に始まり、格闘技メディアは過去の勝者と再戦する試合を「リベンジマッチ」と呼びました。
デジタル大辞泉は revenge とスポーツの再戦の意味を併記します。やがてリベンジは、試験、オーディション、レストラン、一度失敗したイベントなど、スポーツ以外の「再挑戦」にも使えるようになりました。 現代日本語は深刻な複合語(リベンジポルノ)で「報復」の意味を保つ一方、日常のリベンジは「もう一度の挑戦」を意味することが多いです。
英語の revenge は基本的に報復や危害の意味で、辞書も「再戦による満足」をかろうじて認めます。「テストでリベンジする」は英語では try again、retake、redeem oneself と言い換えるのが自然です。日本語と英語の意味のずれが大きい語の代表例です。
参考文献
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