アレルギー
Confidentarerugi
allergy
katakana
由来
- 元言語
- ドイツ語 (de)
- 元の形
- Allergie
- 借用ルート
- ドイツ語医学語 → 日本語
- 意味の変化
- 医学的過敏反応 → 日常的な苦手意識にも拡張
- 最古文献
- 1920
解説
アレルギーが英語 allergy を引き伸ばしただけに聞こえるなら、意外にも響いているのは German Allergie です。花粉、猫、卵、薬、ほこりなど、体が強く反応するものという意味はおなじみですが、音は現代英語よりドイツ医学の経路を示しています。 この言葉にははっきりした誕生日があります。
1906年7月24日、オーストリアの小児科医 Clemens von Pirquet が、Münchener Medizinische Wochenschrift に “Allergie” という短い論文を発表しました。彼はギリシャ語の「別の」と「働き」をもとに、体の反応が変化することを表す語を作ったのです。 日本語では、花粉アレルギー、卵アレルギー、金属アレルギーのように医学的に使います。
一方で「書類アレルギー」のように、強い苦手意識を冗談めかして言うこともあります。手がかりは発音です。英語の allergy ではなく、長いギーが German Allergie に近い形を残しています。
その音に気づくと、学問経由のカタカナがあちこちで聞こえ始めます。