アレルギー
Confidentarerugi
allergy
katakana
由来
- 元言語
- ドイツ語 (de)
- 元の形
- Allergie
- 借用ルート
- ドイツ語医学語 → 日本語
- 意味の変化
- 医学的過敏反応 → 日常的な苦手意識にも拡張
- 最古文献
- 1920
解説
1906年7月24日が、アレルギーのキー日付です。オーストリアの小児科医クレメンス・ペーター・フライヘル・フォン・ピルケが、Münchener Medizinische Wochenschrift 第53巻1457-58頁に『Allergie』を発表しました。ドイツ語 Allergie はギリシャ語の allos(他の)+ ergon(働き、活動)から作られた術語で、Duden もこのギリシャ語の根を併記します。
彼の定義は、ワクチン接種や血清療法後の反応性の変化をカバーしました。 日本語が借りたのは、大正・昭和初期(1912-1930年代)の医学現場でした。Duden によれば Allergie が『正書法ドゥーデン』に最初に載ったのは1929年で、日本語の辞書も借用元をドイツ語 Allergie とします。
原語のドイツ語の議論には allergisch、Allergen といった派生語も並びます。日本語ではアレルゲン、免疫、アナフィラキシー、ツベルクリン反応といった免疫反応・臨床診断の語彙群と一緒に位置づきます。 現代日本語のアレルギーは、医学的な過敏反応を意味し、精神的な拒否反応の比喩としても使われます。
精選版日本国語大辞典は1970年、古井由吉『妻隠』を比喩的用法の例として記録します。「核アレルギー」のような複合語は、臨床的なアレルギーよりは「強い政策的拒否」のニュアンスです。医師は今も臨床プロセスにはアレルギー反応を好みます。