餃子
Confidentgyoza
dumplings; pot stickers
kanji
由来
- 元言語
- 中国語 (zh)
- 元の形
- jiaozi / 餃子
- 借用ルート
- 中国語 → 近代日本語の中華料理語へ
- 意味の変化
- 中国の餃子一般 → 日本では焼き餃子の定番料理
- 最古文献
- 1930
解説
餃子の漢字は、北京語の jiǎozi と同じ二字です。日本語の辞書はチャオズという発音も併記しますが、ギョーザは標準的な漢字音ではなく、北方中国や旧満州の発音に近い読みだと説明されます。1955年、小学館の精選版日本国語大辞典は、古川緑波の『緑波食談』を早い印刷例として挙げています。
広まりの舞台は戦前戦後の中国食文化、とくに満州にいた兵士、開拓民、引揚者を経由して、街の中華料理屋のメニューに広まる流れでした。中国の餃子は水餃子や蒸し餃子も含む広い言葉で、豚肉、白菜、ニラの組み合わせがよく知られます。日本では焼き餃子が定番化し、宇都宮や浜松はご当地グルメとしてその名前を売り出しました。
ラーメン、シューマイ、ワンタンと並ぶメニュー語の一員です。 現代日本語で餃子と言えば、たいていは皮を焼いたタイプを指し、醤油、酢、ラー油で食べる小さな円盤になります。中国語の jiǎozi はもう少し広く、家庭で水餃子をゆでたり、年越しに食べたりもします。
英語の gyoza は日本式の焼き餃子に寄っているので、日本語と英語のあいだで意味のずれは小さめです。「餃子定食をください」と言えば、それは日本の食堂の標準的な注文の仕方です。