ボタン
Confidentbotan
button
katakana
由来
- 元言語
- ポルトガル語 (pt)
- 元の形
- botão
- 借用ルート
- ポルトガル語 → 近世日本語
- 意味の変化
- 衣服の留め具 → 押しボタンにも拡張
- 最古文献
- 1600
解説
ボタンを見ると英語のbuttonから来たと思いがちですが、意外です。この小さな語は、英語が主役になるずっと前から日本語に押し込まれていた可能性があります。 ボタンは一般に、ポルトガル語のbotão、つまりボタンやつぼみを意味する語に由来するとされます。
パンやカッパと同じく、16世紀の交易と宣教の時代に入った古いポルトガル語系の外来語です。 意味の変化は実用的です。布を留める小さなものがボタン。
やがて機械や電子機器にも「押す部分」が現れると、それも自然にボタンと呼ばれるようになりました。大げさな飛躍ではなく、役に立つ意味の広がりです。 面白いのは、今のボタンがとても現代的に見えることです。
アプリ、家電、自販機、ウェブサイト、裁縫箱、説明書にまで出てきます。それなのに由来は、ポルトガル語を話す商人や宣教師の時代へ戻ります。 クリックするだけの小物に見えて、ボタンは何世紀も前から日本語の中にいた言葉なのです。