スキンシップ
Confidentsukinshippu
physical affection; bonding through touch
katakana
由来
- 元言語
- en_jp (言語コード)
- 元の形
- skin + -ship
- 借用ルート
- 英語要素 → 日本語内造語として育児・心理・人間関係語へ
- 意味の変化
- skin と relationship 系接尾辞の合成 → 触れ合いによる親密さ
- 最古文献
- 1950
解説
スキンシップは英語の標準語ではありません。1953年は、平井信義が WHO のセミナーで作った語と日本大百科全書(ニッポニカ)が伝える、よく引かれる起点です。形は英語 skin と接尾辞 -ship(friendship、relationship のような関係性を表す)を合わせていますが、英語に skinship は標準語として定着していません。
コトバンクの日本国語大辞典は1971年、山本夏彦『変痴気論』に乳児と母の触れ合いとしての用例を記録します。 昭和から戦後の育児、心理学、保育、家族雑誌へと広がり、もとの主戦場は親子の身体的接触でした。とくに3歳までの子どもの抱っこ、肌の触れ合い、入浴、添い寝が中心です。
日本語の関連語にはふれあい、愛着、親子関係、抱っこ、ボディタッチがありますが、ボディタッチは大人の社交的・性的な含みになりがちで、スキンシップとは色合いが違います。 現代日本語ではスキンシップが「触れ合いを通じた親密さの構築」全般を指せます。親子のハグ、カップルが手をつなぐ、家族で湯船に入る、いずれも文脈に合います。
英語の skinship は東アジアの文脈の議論で時々使われますが、ネイティブには日本語または韓国語からの借用語と認識されることが多いです。文脈に応じて physical affection、bonding through touch、close contact のような英語を選ぶのが安全です。「親子のスキンシップ」は触れ合いを通じた親子の絆の話です。
参考文献
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