プラスアルファ
Confidentpurasu arufa
extra; something additional
katakana
由来
- 元言語
- en_jp (言語コード)
- 元の形
- plus + alpha
- 借用ルート
- 英語・ギリシャ文字要素 → 日本語内造語として数量・評価表現へ
- 意味の変化
- plus α という記号的な追加分 → 期待以上の付加価値
- 最古文献
- 1950
解説
和製英語のプラスアルファは、英語 plus とギリシャ文字 alpha を組み合わせた表現です。コトバンクの日本国語大辞典は1961年、高木彬光の小説『誘拐』に「プラス・アルファ」が給与に上乗せされる金額として登場する用例を記録します。デジタル大辞泉は和製と注記し、α は本来未知数を表す X を読み違えたとする俗説の解説も載せます。
文字の取り違えが、ひとつの慣用句を生んだ形です。 1945年以降、この表現は給与、予算、学校の評定、スポーツ、ビジネス評価で広がりました。プラス、マイナス、ゼロ、アルファ版、ベータ版といった他の数学カタカナと並びますが、機能はもっと慣用的で、α が「順序の最初」を意味するわけではありません。
社内会話では、プラスアルファが「基本要件を超えた、小さくて柔軟な追加の利点・スキル・サービス」を指すことが多いです。 現代日本語ではプラスアルファが名詞、副詞句、修飾要素として使われます。「プラスアルファの価値」「プラスアルファで対応する」のような言い回しが標準です。
英語では something extra、added value、plus something のような表現になり、plus alpha は普通使われません。日本語の形には「量がまだ確定していない」という不定の含みもあります。「経験にプラスアルファがある」は経験に加えてもう一つ強みがあるという意味です。
参考文献
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