パラソル
Confidentparasoru
parasol; sun umbrella
katakana
由来
- 元言語
- フランス語 (fr)
- 元の形
- parasol
- 借用ルート
- フランス語服飾・生活語 → 日本語の日傘語へ
- 意味の変化
- 日よけ傘 → 日傘・ビーチ用の大型傘
- 最古文献
- 1900
解説
パラソルの起源はイタリア語の合成語です。デジタル大辞泉はパラソルを英語 parasol とし、CNRTL はフランス語 parasol をイタリア語 parasole にさかのぼらせます。para(防ぐ)と sole(太陽)の合成で、文字通り「日除け」です。
CNRTL は1540年の海事用語、16世紀末の携帯品用法を記録します。日本語では精選版日本国語大辞典が徳冨蘆花『不如帰』の1898-99年の用例を引きます。 語が属するのは明治の衣料・生活語彙で、洋傘、和傘、雨傘、日傘という分類が日本語に整いつつあった時代です。
精選版はパラソルを夏の季語としても扱います。日本語のパラソルは英語のニュアンスより狭く、雨傘ではなく「日除け」を意味し、後にビーチパラソルが海辺の大型固定日傘として固有の言い回しになりました。 現代日本語のパラソルは、女性の手持ちの日傘、カフェのテーブル日除け、ビーチの大型日傘のいずれかを指します。
英語の parasol はふつう手持ちの軽い日傘を指し、ビーチや屋外席の大型日除けは beach umbrella や patio umbrella と呼ばれます。フランス語ではさらに parasol と ombrelle の使い分けがあります。「ビーチパラソルを借りる」と言えば、それは海辺の砂浜での話で、雨用の傘ではありません。