パセリ
Confidentpaseri
parsley
katakana
由来
- 元言語
- en_fr (言語コード)
- 元の形
- parsley / Old French peresil
- 借用ルート
- 英語 parsley → 西洋料理の香草名として日本語へ、さらに古フランス語にさかのぼる
- 意味の変化
- 香草 parsley → 日本では添え物・飾り野菜のイメージも強い語
- 最古文献
- 1900
解説
パセリの起源は地中海です。元の形は英語 parsley で、コトバンクの日本国語大辞典は1872年の『西洋料理通』を早い日本語の例として引きます。英語 parsley は中英語 persely、古フランス語 peresil または persil から派生し、フランス語はラテン語 petroselinum、ギリシャ語 petroselinon(岩のセロリ)を経由します。
植物そのものは地中海地域原産で、日本語には古い和名「オランダゼリ」も残ります。 1868年以降の明治期、西洋料理の語彙が料理書、ホテル、海軍メニュー、東京・横浜の洋食店を通じて日本語に入りました。パセリはソース、カレー、コロッケ、サラダといった台所語と並びましたが、同時に「皿の縁の飾り」としての位置づけも強くなりました。
意味は「香り付けに使うハーブ」から、揚げ物、ステーキ、お弁当のあしらいとして添えられる野菜へと、日本独自の使い方が広がっていきました。 現代日本語のパセリは英語 parsley と意味の核は変わりませんが、日常的にイメージされるのは縮れた葉のカーリーパセリや、乾燥パセリです。英語ではフラットリーフのパセリも special label なしで parsley と呼びますが、日本語では「イタリアンパセリ」と呼び分けることが多いです。
「パセリのみじん切り」は調理の場面、「皿の端のパセリ」は飾りとしての日本独特の使い方です。