ナイター
Confidentnaita
night game
katakana
由来
- 元言語
- en_jp (言語コード)
- 元の形
- night + -er
- 借用ルート
- 英語要素 → 日本語内造語として野球・スポーツ語へ
- 意味の変化
- night に人・物っぽい -er を付けた形 → 夜間試合
- 最古文献
- 1948
解説
和製英語のナイターは、英語の night に -er をつけて作られた日本語の造語です。デジタル大辞泉は「夜 + -er」の和製語と注記し、精選版日本国語大辞典は1956年、井上友一郎『縦断報道』に「あの晩のどこかで野球のナイターをやっている」という早い印刷例を記録します。同じ項目はナイターを俳句の夏の季語としても扱います。
語が属するのは戦後のスポーツ・放送語彙です。Britannica によればメジャーリーグ最初の夜試合は1935年5月24日、シンシナティのクロスリー・フィールドでした。日本のプロ野球初の夜試合は1948年8月17日、横浜ゲーリッグ球場での読売ジャイアンツ対中日ドラゴンズ戦です。
これ以降、ナイターはナイトゲーム、デーゲームと並ぶ放送用語として固まり、テレビ番組表が短く便利な「ナイター」を維持しました。 現代日本語のナイターは、野球、サッカー、テニス、スキーなど夜の照明下で行われる試合全般に使えます。英語ではふつう night game や game under lights が自然で、nighter はスポーツの試合を指す名詞としては定着していません。
英語に all-nighter はありますが、それは「徹夜」の意味で、試合のことではありません。日本語の「-er」語尾が英語らしさを演出しつつ、英語の用法と一致しないところが和製英語の典型例です。「今夜はナイターを見る」が日常の使い方です。