コーヒー
Confidentkohi
coffee
katakana
由来
- 元言語
- オランダ語 (nl)
- 元の形
- koffie
- 借用ルート
- オランダ語 → 蘭学・近世/近代日本語
- 意味の変化
- coffee drink → コーヒー一般
- 最古文献
- 1800
解説
元の形はオランダ語 koffie。日本の歴史的辞書がこの形をふつう挙げます。日本国語大辞典は江戸後期の蘭学資料に頻出する語と説明し、より広い経路としてアラビア語 gahwah または qahwa にもさかのぼります。
オランダ語辞書は koffie を豆、焙煎粉、飲み物、植物のいずれにも使えるとします。1862年の『英和対訳袖珍辞書』には漢字「珈琲」が記録されています。 語の経路は、長崎を中心とした江戸期のオランダ商館と医学・科学学習のチャンネルです。
明治期にコーヒーは商業的な飲み物になり、日本国語大辞典は1886年に東京・日本橋で開店した「洗愁亭」、1888年に上野で開店した「可否茶館」を早いコーヒー店として記録します。1900年代には「カフェー」も関連語として広まりますが、コーヒーは飲み物の名前として残りました。 現代日本語のコーヒーは、飲み物、豆、粉、缶コーヒー、アイスコーヒー、店のメニューを総称します。
英語の coffee と意味は近いですが、日本語の発音と早期の表記史は、直接の英語借用ではなくオランダ語 koffie を支持します。日常複合語にはホットコーヒー、アイスコーヒー、缶コーヒーがあります。語末の「コー」と「ヒー」の長音は、日本語独自の整え方です。
「ブラックコーヒーを飲む」は典型的な使い方です。