ワンピース
Confidentwanpisu
one-piece dress
katakana
由来
- 元言語
- en_jp (言語コード)
- 元の形
- one-piece
- 借用ルート
- 英語表現 → 日本語ファッション語として意味固定
- 意味の変化
- one-piece garment → 主に女性用ドレス
- 最古文献
- 1950
解説
1927年、日本国語大辞典に基づく数え方辞典の資料は芥川龍之介『歯車』に「ワン・ピイス」を記録します。借用元は英語 one-piece で、「単一の部品で作られた服」、特に one-piece dress、one-piece suit、one-piece bathing suit に使われます。デジタル大辞泉は借用元を one-piece と書き、まず服飾の定義を挙げます。
形容詞が、日本語では一気に名詞のカテゴリ語になりました。 大正・昭和初期のファッションでは、洋服、ドレス、ツーピース、スーツと一緒に西洋の服語彙が広がりました。日本語のワンピースは女性・少女向けの「上下がつながった衣服」の意味で固まりました。
関西で大正末期から使われた家庭着の「あっぱっぱ」は1931年の『超モダン辞典』に登場します。借用は「広い英語の形容詞」を「日本語の特定名詞」に絞った例です。対比語のツーピースもファッション・ショップで現役です。
現代日本語のワンピースは、たいてい上半身と下半身がつながったカジュアルかセミフォーマルなドレスを意味します。英語の one-piece は水着、スキースーツ、整備士のつなぎ、または「一部品で作られたあらゆるもの」を指せるため、それだけでドレスを意味するわけではありません。自然な英訳は dress または one-piece dress。
1997年から連載されている尾田栄一郎の漫画『One Piece』とは別物です。「黒いワンピースを買った」は買い物の典型表現です。