ピアノ
Confidentpiano
piano
katakana
由来
- 元言語
- イタリア語 (it)
- 元の形
- piano
- 借用ルート
- イタリア語音楽語 → 西洋音楽語として日本語へ
- 意味の変化
- pianoforte系楽器名 → ピアノ
- 最古文献
- 1880
解説
1709年フィレンツェが、バルトロメオ・クリストフォリの鍵盤楽器に結びつけられる年として一般に知られていますが、Treccani は17世紀末ごろの作業も議論します。イタリア語の名前 pianoforte は、楽器が「弱く(piano)も強く(forte)も鳴らせる」ことから、形容詞2語を組み合わせたものです。クリストフォリはメディチ宮廷で働き、シピオーネ・マッフェイが1711年にこの機構を記述しました。
日本語のピアノは、最終的にこのイタリア語の音楽用語に由来し、しばしばヨーロッパの音楽教育を経由しました。 小学館の精選版日本国語大辞典は1861-64年の『玉石志林』にピアノを記録し、明治の学校制度成立より前の時期に位置づけます。後の音楽教科書はピアノフォルテと、強弱記号 p の両方を採用しました。
精選版は記号としての p の意味の用例を1904年に置きます。関連語にはフォルテ、メトロノーム、ソナタ、グランドピアノがあります。 現代日本語のピアノは、主に鍵盤楽器を指し(ピアノを弾く)、楽譜の指示記号 p の意味でも使えます。
イタリア語 piano はもっと広く、楽器名以外では「静かに、ゆっくり、(建物の)階」まで意味します。英語 piano は楽器の意味で日本語に近く、日本語のピアノは「建物の階」の意味では使われません。ピアノは pianoforte の略で、その合成語にはイタリア語 piano + forte が見えます。